取組み内容

 国際日本学部小林ゼミナール(専門:国際教育交流)は、学内の食のダイバーシティ化を目標に11月19日(土)のGJSday(学部イベント)においてハラール認証食材の展示とお菓子の試食会、12月20日(火)には学食でハラール認証のレトルトカレーとカップ麺の試食会を実施しました。
 当ゼミは、国際教育が多様な人々のための生きやすい社会構築に貢献できると信じて活動しています。日ごろより多くの国々から集う留学生に関心を持ち、彼らの声に耳を傾けるようにしています。今回のイベントの切っ掛けは、ムスリム学生など食事制限のある学生達に、生活の基本である食が何一つ提供されていないことに気付いたことです。
 食材は、既に国内120余の大学にハラール食品を納入している株式会社二宮からの提供と中野所在のEB Halal Storeで調達しました。参加者の多くが導入を支持してくれましたが、最終目標は、学食や学内売店にハラール食品が並ぶ日を迎えることです。

国際日本学部デーのハラール食品展示試食会でハラール関連クイズに参加している本学部生や高校生
ハラール認証のレトルトカレーやカップ麺の試食に並んだ学生や院生、教職員
教職員と学生を対象とした学生食堂における試食会で提供し、好評だった3種類のレトルトカレー
春学期活動事例としてヴィーガン・ムスリムフレンドリーフードを1週間の期間限定でワゴン販売した様子(国際日本学部デーのプレゼン資料)
GJSdayのポスターとハラール食品カタログ(国際日本学部デーのプレゼン資料)