取組み内容

 商学部・特別テーマ実践科目C「データで読み解く「よい企業」」は㈱東洋経済新報社の寄付講座として開講し、毎年「SDGs」に係るワークショップの成果報告会を行っています。2022年度のワークショップは、3~4人で編成された各班にSDGsのGOAL(目標)を1つ割り当て、各班にその目標に係る魅力的な活動を行う上場企業1社を自ら選定させ、当該企業に質問を行うならば「どんな質問を行うか」を課題に取組みました。
 成果報告会で、例えば「目標11 住み続けられるまちづくりを」を担当した班は「リードタウン」に取組んでいる積水化学工業㈱を選定し、それに係る質問を報告しました。また「目標3 すべての人に健康と福祉を」を担当した班は「マラリア防除用蚊帳」を開発した住友化学㈱を選定し、その取組みが「目標8」や「目標9」の実現にも繋がると指摘しました。
 東洋経済新報社の西村雄吉氏、田宮寛之氏、岸本吉浩氏、茅根恭子氏から、各班に多くの的確なコメントや助言を頂けました。ビジネス誌に関わる専門家から大変貴重なフィードバックを得て、SDGsやビジネスに係る専門知識等への理解を深める機会になったと考えております。

目標12とそのターゲットを説明する履修者
選定企業の概要を説明する履修者
履修者の報告を講評する田宮寛之氏(編集局記者・編集委員:右)と茅根恭子氏(デジタルメディア局教育事業推進部:左)

履修者の報告を講評する岸本吉浩氏(データ事業局データベース第三部長)
成果報告会を総括する西村雄吉氏(デジタルメディア局教育事業推進部長)