取組み内容

小学生と大学生、それぞれが学びを得るプログラムとして、地域の児童館にて「大学生によるこども科学教室」を開くようになり、7年目をむかえます。

楽しさと実体験の中から生まれる貴重な学び、身近なものを題材にこどもたちがワッと驚き好奇心いっぱいになる「ふしぎ楽しい」科学教室をめざして、立案、試作、テーマ決め、内容確定、準備、当日運営のすべてを大学生が行っています。内容に誤りがないか教員が監修しています。

誰かの笑顔のために、試し、決め、行動し、ダイレクトに結果が返ってくる実体験は、大学生にとってもかけがえのない学びとなります。学生の声を紹介します:

新型コロナウィルスの影響もあり初めてのオンライン科学教室、うまく行かない所がたくさんありました。最も大変だったのは自分達がこども達に直接対面して教えられないという事です。特に”紙とんぼ”は繊細な部分が多く、大学生でも失敗するような難しい実験でした。企画の時に小学生の学年と実験のレベル、そしてオンラインでも教えられるものかという事を考えた方が良かったと感じます。オンライン会議での話し合いやこども達の材料の準備など大変なことがたくさんありましたが、こども達が笑顔で実験している姿を画面越しに見た時、全てが報われた感じがしました。自分が企画し、運営した実験でこども達が楽しんでいるのはとてもとてもうれしかったです。こども達がこの科学実験教室を通して科学に興味を持ってくれているとうれしいです。この実験教室に携われてよかったです。

核心部分は 拡大して提示
”それゆけ、紙トンボ!”の完成
画面越しに お手本を示す
”ふしぎな水だんご”の完成