取組み内容

プラスチックは、現代社会には必要不可欠な素材ですが、同時に大きな環境問題を引き起こします。石油由来のプラスチック材料の30%をバイオマス由来に代替することにより、500-1800万トンの二酸化炭素を削減するともいわれています。

コハク酸や乳酸は、バイオプラスチックの原料として知られていますが、その生産コストの高さや生産効率の低さ、分離・精製技術などの多くの課題が残っています。そこで我々は、ラン藻やユーグレナなどの微細藻類の光合成に着目し、低コストの培養系の開発、コハク酸・乳酸の高効率な生産系の新規技術の開発を目指しております。

また、環境技術に関する講義にも力を入れており、2020年秋学期では、ゲノム編集、遺伝子組換え作物、水素エネルギー、バイオディーゼル、バイオプラスチック原料、ライフサイクルアセスメントなど、環境問題に深く関わる技術の講義を行いました。

ラン藻の培養の様子
ユーグレナの培養の様子
発酵で得られたコハク酸などを含む溶液。このような瓶に入れて分析する
ユーグレナの培養の様子。自作のチューブを使って、ユーグレナの培養液に二酸化炭素を含んだ空気を導入する。
様々な微細藻類の培養液