取組み内容

日本には現在、約290万人の外国人が暮らしています。今後その数はさらに増加するでしょう。山脇ゼミでは、「多文化共生のまちづくり」をテーマに、主にキャンパスのある中野区で活動しています。

毎年7月には、「中野区長と外国人留学生」の懇談会を開き、12月には中野区長他、地域の皆さんを招いて、「なかの多文化共生フォーラム」を開いています。2019年度には、多国籍の参加者が交流する運動会も開催しました。

東京都主催の「ヒューマンライツフェスタ」で、多文化共生やダイバーシティをテーマにしたプレゼン大会も開催してきました。小学生を対象にした多文化共生ワークショップも行っています。2020年度はオンラインで3回開催しました。2021年度は、中高校生を対象にしたワークショップも開催予定です。

誰にとってもわかりやすい「やさしい日本語」の普及活動にも力を入れています。2020年度は、やさしい日本語に関する動画を制作し、11月にはオンライン・イベント「やさしい日本語市場」を中野区で開催しました。

毎年、夏休みには、海外の自治体の調査も行っています。これまでオランダ、オーストラリア、韓国、台湾を訪問しています。

ゼミ活動の詳細は、ぜひ以下のウェブサイトをご覧ください。
山脇ゼミ
山脇啓造研究室

国際交流運動会Nakano Borderless(2019年11月、明大付属中野中学・高校グラウンド)でのレッド・チーム。中野区から助成金をいただき、中野区内外の企業の支援を受け、酒井直人中野区長をはじめ、14か国から総勢157名にご参加いただいた大型イベントでした。
東京都主催の多文化共生プレゼン・コンテスト(2019年11月、東京国際フォーラム)で発表する山脇ゼミ。3、4年生合わせて6名が出場し、最優秀賞を受賞。出場したのは東京女子大学、中央大学、法政大学、明治大学、早稲田大学の5チームでした。
小学校高学年向け多文化共生ワークショップ(2020年7月、オンライン)での集合写真。全国そしてカナダや中国から32名が参加。当日の様子は日本経済新聞や朝日小学生新聞でも紹介されました。横浜市立相沢小学校の授業としてのオンライン・ワークショップも行いました。
豊島区役所職員対象の「やさしい日本語」ワークショップ(2020年12月、豊島区役所)の様子。筆者の導入講義の後、3年と4年のゼミ生が講師を担当。同じ内容のワークショップを二回実施し、合計約120名の職員に参加していただきました。
シドニー合宿(2019年8月)での集合写真。山脇ゼミでは、毎年、夏休みに海外の多文化共生の調査のため、政府や自治体、市民団体などを訪問しています。これまで訪ねた国は韓国、台湾、オランダ、オーストラリア。2020年度はオンラインでオーストラリアを「訪問」しました。