取組み内容

情報コミュニケーション学部の「国際交流(タイ)」は、事前・事後学習を伴うタイへの約2週間の短期留学プログラムです。毎年20名ほどの学生が参加し、タイのシーナカリンウィロート大学人文学部で日本語を学んでいる学生たちと交流しながら研修します。このプログラムでは、タイの学生との合同発表が重要なアクティビティとなっています。タイの学生と話合い、テーマを決めて、自らフィールドワークを企画・実施します。そして、そこで考えたことを研修のまとめとして発表します。2025年度はSDGsに関連付けたテーマで取り組んでもらいました。「タイの伝統的市場を次世代に繋げるには」「バンコク運河沿いのコミュニティにおける課題と取り組み(水質汚染問題)」「私たちのLGBTQ+未来予想図(差別のない社会)」など8つのテーマについて、それぞれで関連する場所の視察や街頭でのアンケート、専門家へのインタビューなどを行い考察しました。タイの学生と一緒に取り組むことで、これまでになかった視点で社会の重要な課題を再認識できるよい機会となっています。2026年度も引き続きSDGs に関連したテーマに取り組む予定です。

2025年度の研修参加者は22名。研修初日 シーナカリンウィロート大学人文学部の前で
合同発表の準備 (1つのグループは明治大学の学生2-3名とタイの学生3-5名で構成)
合同発表は、大学での研修の最終日に行われました。
タイの伝統音楽や伝統舞踊を学ぶ機会もありました。
タイの学生と王宮見学