取組み内容
商学部 菊池一夫ゼミは、マーケティングに関する研究を行っています。菊池ゼミでは「わかる」から「できる」をモットーに、普段はゼミ生がマーケティングの教科書の発表を行い、質疑応答を通じてマーケティング現象の理解を深めていきます(わかる)。そして企業との共同研究を通じて企業のマーケティング実践を学び、企業に提案を行っていきます(できる)。さらに近年では提案に留まらず実際に社会実装を行う形が多くなってきています。
たとえば、2023年6月にカゴメ株式会社に菊池ゼミの1グループが提案したものが評価され、明大サポートのカフェパンセのご協力で「トマト&ベリースムージー」を2024年6月に販売しました。これは規格外のトマトを有効活用するフードロスにつながるものです。菊池ゼミは企画の立案から販売の実施まで関わりました。
また2025年5月には仙川にあるシェア型書店1000+1BOOKs センイチブックスでは、菊池ゼミが棚主として出店し、顧客の反応を見ながら棚の内容を変更して創意工夫を行いました。当初は本をそのままの形で紹介していましたが、本を包装し中身を見れない形にして、ゼミの学生が書いた紹介文のみを見て本を販売する形に変えると顧客の反応が見受けられました。
こうした「わかる」から「できる」に至る活動を経て、優れたマーケティング感覚に富む学生を育成するのが菊池ゼミの役割です。

